餌づくり
こんにちは、つくしです。
キャパオーバー疑惑事件以来、どうも調子が上がりません。
話はそれますが、この”キャパオーバー”という表現、
実際当ブログでも使ってみましたがどうも定義があやふやで、
なんというか、言い訳的な要素を含んでいるようで、しっくりきません。
調子が悪い→キャパオーバーといってしまえば、すべて片付いてしまうような、
ただの便利な言葉に過ぎないという印象を受けてしまうんですよね。
まあそれは置いといて、現状、
低調状態で安定してしまっている状態が続いており、
基本に戻ってあれこれ原因を調査中ですが、今だ決定打を放つことができず、
やきもきしている状態です。
KH、カルシウム、マグネシウム、塩分濃度は正常値内で安定しているはず、
以前の調子を良かったころをブログの過去記事を通して思い出し、
ひとつづつ改善していくようにしています。
過去ブログはこういうとき、とても便利なツールになってくれますね!
で、現在注目しているのは、水槽内の有機物濃度です。
有機物濃度を維持方法として一般的なのは、
うちでは、以前から、
スーパーで簡単に手に入る魚介類を使った生餌で代用できないかと試行錯誤しています。
生餌はかなり細かい粒子やドリップが混ざり、かなり水を汚しますが、
これを逆手に取れば、水槽内のすべての魚とサンゴに素早くくまなくいきわたらせることが可能です。
残り餌が一切出ない状態が最善なのですが、現実には不可能なので、
どうしても出てしまうえさの残骸は、
バクテリアによる分解が始まる前に素早くプロテインスキマーでこしとってしまい、
もとの水質に戻すサイクルを作ることを目標にしています。
具体的にいいますと、えさの残骸が30分~1時間くらい水槽内に漂い、その後は元の不純物の少ない状態に戻す感じといいますか、
あるいは、潮流の変化で、サンゴ礁内のプランクトンや有機物の濃度が、
一時的に上昇する感じといいますか、
まあそんなイメージで読んでいただけたらいいなと思います。
そして、えさの残骸が引っかかるようなトラップ(物理濾材、生物濾材)が水槽内にあると、そこに潜むヨコエビとか、それより小さな生き物、バクテリア等に分解され、無駄に栄養塩が作られますし、その過程自体がロスと考えられます。
今回、プチ改善を行い、REEFERのサンプ内に標準装備されているフィルターソックスと泡切れ用の目の粗いスポンジを撤去しました。
そして、前回作成分の餌がなくなったタイミングで、餌自体にも改良を加えました。
かきの分量を多くし、粒の大きさも以前より小さくなるよう、
というかほぼドリップ状態になるよう、長時間ミキサーにかけてみました。
そして、よりスムーズに水槽全体にいきわたるよう、
”つなぎ”に使っていたモズクを乾燥ノリの粉末に変えた配合にしてみました。
↓今回準備した材料、左からやりいか、かき、ほたて
↓続きまして、のり、あおさ、桜えびです。
出来立てほやほやのかきジュースです。かなり長時間ミキサーにかけたのでサラッサラです。まずそう。。↓
すべての具材をミキサーにかけた後です。のりとあおさのおかげでちょっとおいしそうかも笑。↓
このあとぐっちゃぐっちゃと混ぜ合わせるのですが、見た目ほぼゲ〇なので自主規制しときます笑。
↓いつものようにイケアのジップバッグに薄く詰め込み、冷凍して出来上がりです。
↓今回、過去記事も読み返してみたのでついでに貼っておきます。