波長について その4
こんばんは、つくしです。
前回までのタイトルと違いますが一応続きです。
なんせ世の中鬼滅鬼滅で、ポ○モン×ワ○ピースみたいなタイトル書くのもなーってなってきまして...
ということで、前回は褐虫藻が光合成を行う最適な波長について書きましたが、その波長のみを当て続ければサンゴは問題なく飼えるのかもしれませんが、色揚げまで目指すならある程度のストレスを与えなければいけません。
ではどのようにしてストレス反応を起こさせるのでしょうか。
https://www.reef2reef.com/ams/following-the-masters-part-two.301/
そこで見つけたのがこの記事。
ここでは偉大なリーフマスターたちの照明スケジュールについて触れています。
ざっくり要約して書きますが、
①1日3時間メタハラをつける
②LEDのMAX出力で1時間ストレスをかけてその後休み時間が1時間、その後またMAXに戻るを1日中繰り返す
③1日8時間(サンゴ水槽としては短め)MAX出力後は真っ暗
マスターそれぞれ独自の方法でスケジュールを組んでいるのが分かりますが、大多数のマスターが①の方法をとっているようです。
①のスケジュールをもうちょい具体的に言いますと、照明点灯時間一日13時間前後で、大半の時間は、T5やバーLEDで弱めの光でじんわり照らして褐虫藻に光合成をさせ、エネルギーを蓄えさせます。
そして1日で3時間ほどメタハラを点灯してサンゴに強光を浴びせ、ストレスをかけるわけですね。
ラディオンなどのシステムLEDでは1日の大半を70%設定にしておいて3時間のみMAX出力にすると言った具合でしょうか?
これにより光合成で得たエネルギーの一部を使い、メタハラの強光に耐えうるよう、蛍光タンパクを増産するというわけだと思います。
うまく考えられていますよね。
photo byあっきー