珊瑚大好き!つくしの日記帳

ミドリイシについてあーでもないこーでもないと考え込んでいきます。

REEFER 350立ち上げ記 その5

こんにちは、つくしです。


4月から長きにわたって書き綴ってきた”REEFER 350立ち上げ記”も今回でラストです。


というわけで、最終回、生体引っ越し編です。


最後だから写真いっぱいで見ごたえのある記事を書こうと張り切って作業に臨んだものの、生体移動というスピード勝負のミッションのため写真撮る余裕はまったくありませんでした。


まず事前準備として引っ越し先の水槽の水温、比重、KH、人工海水の銘柄など、可能な限り同じ環境に合わせておきました。
次に引っ越し先の水槽でも個々のサンゴに当たる光量を変化させないよう、照度計を使い念入りに照度を測りました。

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照度計はヤフオクの1000円で買った中古品ですが、数値は問題なさそうです。相対値さえわかればいいので、精度は適当でOKのはず。
iPhoneのアプリも考えましたが、過去に二度も海水に水没でダメにしたこともあり、ビビって断念しました。
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ほぼすべてのサンゴの照度を測る念の入れようです。
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次は今回のメインイベント、生体の梱包&新水槽でのレイアウトですが、さっきも言った通り文字のみでの記録になりますので、想像力をはたらかせて読んでくださいね。



まずサンゴを発砲箱にいくつもサンゴを入れて輸送するのですが、それではサンゴ同士が接触しストレスを与えてしまいます。ショップみたいにポリ袋と輪ゴムで1個ずつ梱包してては、ショップの人みたいな輪ゴムさばきは素人には難しく時間がかかりすぎます。で、僕こんなやり方を編み出しました。編み出したって程の事じゃありませんが、個人的にうん、これいい!って思ったので書いておきます。


まず大き目発砲箱に水を張っておきます。次にサンゴをひとつずつジップロックに入れ軽く口を閉じます。これを先ほどの発砲箱に詰め込めるだけ詰め込んで蓋をしてあとは引っ越し先までガンガンエアコンを聞かせた車でぶっ飛ばしていきます。そして次に開封作業ですが、ジップロックのまま新水槽にドボンして水中で開封すれば水もこぼれず(スピード勝負時に水滴がぽたぽたするでけで要領の悪い僕はイラッとします)サンゴも傷つかず(空気中でサンゴを袋から出すと袋の淵なんかによく引っかかります)、さらにサンゴを外気に晒すこともありません。ジップロックなので開封が非常に楽で、何度でも使えますしね。おかげでとてもスムーズに作業することができました。



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ここでも環境を変えないように配慮し、左側のミドリイシゾーンは前と全く同じレイアウトにしました。
水槽が倍になったのですっかすかの水景を想像してましたが、連結水槽にいたサンゴもメイン水槽行となったこともありすでに空き地がないです。もっと空間を活かしたレイアウトにしたかったのですが。。