珊瑚大好き!つくしの日記帳

ミドリイシについてあーでもないこーでもないと考え込んでいきます。

スパスラータ飼育色揚げ奮闘記

こんばんは、つくしです。



果てしないたわごと第三弾として、スパスラータの飼育や色揚げについて思うところを書いてみようと思います。



オージーミドリイシの代表格とも言えるスパスラータですが、色維持がとっても難しいサンゴでもあります。



うちの水槽でも2株ほど飼っているんですが、例に漏れずお世辞にもキレイとは言えない色彩…(泣)






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周りに生えてるモワッとしたパープルの海藻の方がキレイなんて声が聞こえてきそう…



これをどうにか入荷時に近い色まで揚げることはできないもんかといろいろ試しているんです。



容量不足のアタマを捻りに捻った結果一つの仮説が浮かびました。



スパスラータ特有の綺麗なグラデーションは、ポリプの入っているサヤの突起部分がウロコ状に発達し、その先端が蛍光に発色することに起因しています。



このグラデーションの維持には次に書く2つの要素が絡んでいると思うんです。



1つ目は水流。ウロコ状のサヤの役割はポリプを強い水流から保護したり、その水流がサヤにぶつかった結果、サヤの裏側にあるポリプの周りに乱流を起こし、流れて来た餌を効率よくキャッチするためのものだと思うんです。

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そして、このサヤを発達させるスイッチは強い水流にあるのでは?と。実際ウチの水槽のサンゴたちも、水流ポンプの加減がいい感じの場所に置いたミドリイシのサヤは、種類問わず発達する傾向にあります。逆に水流の弱いサンゴの根元とかは、のペーっとした感じになります。





要するに強い水流をランダム方向から当てることによって、ウロコ状のサヤは発達&維持できるんじゃないかってことです。



当然ウロコは骨格の発達によるものなので、カルシウム、マグネシウム等が安定供給され、ミドリイシが十分に育成できる基本環境が整っていることが大前提の話だと思います。



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長くなったので、その2につづく。。。