キャパオーバー対策編&水槽スペック
こんばんは、つくしです。
最近携帯のカメラの調子が悪いです。
以前は性能がどんどん良くなっていく携帯のカメラに対して若干アンチ気味で、ダブルレンズとか何千万画素とかそんな性能ばっか追及してどうすんのwって感じでした。
でも、やっぱりカメラが使えないとなると、やっぱり不便です。
どうせ写真撮るんならいい画像で撮りたいし、ヤフオクやらメルカリ出品するにしても画像は最重要ファクターです。
あれ、カメラが使えないとQRコードが読めません。
さらに厄介なことに、気まぐれで復活して読めたりするので、いちいち店員さんに事情説明してからカメラ起動して「あ〜、やっぱダメでしたw」とか言いながら結局現金払いってなることも多々あり、全然スマートじゃありません。
カメラって重要なんだなってことを痛感しております。
というわけで、記事の画像がブレてたり、インカメラで適当に撮ってるせいで、非常に見にくいですがご容赦ください。
では本題ですが、今回はキャパオーバーの対策編を書いていきます。
とそのまえに、水槽スペック晒しておきます。
これくらいの水槽ならキャパこれくらいという参考くらいにはなるかもしれないので
水槽:reefer 350+後付け70リットルリフジウム
総水量:約400リットル
照明:ATI Sunpower Dimmable T5 39w×8+スーパークールマリンブルー×2
スキマー:H2O systems RLSS R6-i
リアクター:TMS不明機種メイン約5リットルチャンバー+セカンドステージ約1.5リットルチャンバー(phコントローラー管理)
クーラー:KDA500+ニューマリンズ NETC-3
ポンプ:メインマーフィードマグポン(機種忘れ)+ジェバオ6000l/h(8回転/hを目標に機種選びしてます)
水流ポンプ:フォルス?大き目のやつ×2(適当ですみません)
水替え:週一50リットル(ヴィーソルト)
添加剤:レッドシーマグネシウム粉末を溶かしたものをドーシングポンプで申し訳程度に添加、あと、ヨウ素も申し訳程度に添加
KH:8あたりを目指して調整(その他パラメータは測ってないので不明。そのうちトリトン出します)
一応思いついただけ書いておきましたが、何か思いだいたら加筆します。
とこんな具合で約一年維持してましたが、今年の9月あたりにキャパオーバーっぽい感じで現在若干調子ダウンし、大切なサンゴを数個失ってしまいました。
現在はだいぶ持ち直した感がありますが、まだまだ養生期間中って感じです。
こういう調子悪くなった時の記録って、今後大きなプラスになると思うので、なるべく詳しく書き残しておくことにします。
・対策その1:前回記事で書いたキャパシティ値はそのまま、生体量のみを減らす
文字どおり生体を減らしました。
といっても別に栄養塩が多すぎて処理できていないわけではないので、魚はそのまま、えさの量も変えていません。
減らしたのは増えすぎたイソギンチャクとサンゴです。
まず処分候補に選ばれたのは、サンゴイソギンチャクにそっくりそのまま小さくしたような謎イソギン。
カーリーと相関関係にあるらしく、このイソギンが増えるとカーリーが育たないようです。
たぶん餌が流れてくる場所を取り合いう結果、このイソギンの方に軍配があがるんだと勝手に考えています。
このイソギンはカーリーよりも大きく、あまり伸び縮みしないため、割かし楽に駆除でき、我が家ではウェルカム気味で放置してますが、増えすぎた場合は駆除するようにしています。もう5年以上のつきあいかな。
イソギンチャクということで、ほかのサンゴなんかより体積比が大きく活発に動くので、エネルギーがたくさん必要そうです。
ということは、それだけ海水中の栄養素、微量元素等の吸収量、必要量が多く、サンゴの成長の妨げになっているっぽいですよね。
次に処分したのは直径40センチくらいあるコエダナガレハナサンゴです。
このサンゴも膨らむと他のSPSなんかとは比べ物にならないくらいすごい体積で、触手の広大な表面積を使っての表面吸収量は凄そうですよね。
しかもうちの水槽の成長速度ナンバーワンです。
間違いなく大量の栄養素、微量元素を摂取していると思われます。
インドネシア産で貴重かもしれませんが、ここは他のサンゴたちを守るためには仕方ありません。
まあ、全部処分するわけではないのですが、ものすごく躊躇したことは事実です。
↑これ一応処分後の小さくなったコロニーですが、周りが写ってないのでどれくらい小さくなったのか全然分かりませんね。。
あと調子が悪くたいしてレアでもないミドリイシ数個もポアってしまいました。
処分方法と致しましては、とにかく頭の中を空っぽにして何も考えず、鼻歌歌いながらおもむろに水槽から取り出し、自分ちの空き地の草むらにぽいっと投げ捨て、すかさずドアを閉め、何事もなかったように平静を装って任務完了です。
ここで余談ですが、サンゴのポリプの形状って大きく分けて二種類あると思うんですよね。
一つは吸収型、もう一つは捕食型、もちろんこの中間もあると思うのですがそれは置いといて、前者はさっき書いたコエダナガレハナサンゴ、タコアシサンゴ、ハナサンゴなどのゆらゆら系、あとSPSのハイマツミドリイシ。
ストロベリーのポリプも細長いですね。
このハイマツなんかの細長いひげみたいなポリプって餌を包み込むっていうよりポリプの表面積を増やし、積極的に水から養分を吸収するために進化したものだと僕は勝手に思ってます。
何の根拠もありませんけど。。
そして後者の餌食型ですが、これにはマメスナ、キクメイシ系、ディスクコーラルなど。
あとSPSではウスエダミドリイシとかスギ系ミドリイシ、ハナヤサイ、ショウガなど、結構大部分のサンゴが当てはまりそうですね。
どの分野でもそうですが、きっちりジャンル分けするのって個人的に好きではないですし、サンゴは結構環境によってフレキシブルに対応できると思うので、あまり深くは考えない方がいいのかもしれませんけど。
・対策その2:キャパシティ値を上げる
キャパシティ値とかいかにもっぽく書いてしまって、若干恥ずかしいのですが、要は容量アップってことです。
今回は最高級の水流を求めて超高級水流ポンプのボーテックMP40を2台も!!購入。いやあ、水槽本体に次ぐ高級品を購入してしまいました。
またもやここでも心を無にして邪念?を捨て、カートの購入ボタンをクリックしました。
何事も考え過ぎはよくないです。
1世代前のボーテックMP10は6年位使っており、耐久性とメンテナンス性は最強で、ランダムモードもお気に入りだったので、この機種を選んだ次第です。
いざ設置しての感想は素晴らしいの一言。
ワイヤレスで2台を相反運転させるとこれまた最強で、まさに自然の寄せ波引き波を再現してくれます。
水流の太さといい、強さといい、マイルドさといい、ランダムさといいすべてにおいてパーフェクト。
買った甲斐がありました。
これでサンゴの体表面においての海水の接触量は格段に増えたはず。
クワイエットドライブということで、もちろん無音なんですが、うちの水槽は他が爆音なのでこれについては恩恵無しでしたが。。
そんなこんなで、この二つの対策を講じてみましたが吉と出るのか凶と出るのか。
また今度報告いたします。