珊瑚大好き!つくしの日記帳

ミドリイシについてあーでもないこーでもないと考え込んでいきます。

サンゴ白化日記その2

こんばんは、つくしです。

サンゴ白化日記その2です。

今回は、調子が著しく悪化してから大分マシになるまでの経過を書いてみます。

その前兆は大量発生するコケでした。いままで増えまくっていたセンナリズタと2種類のアミジグサ、そして石灰藻の勢いが弱まり、代わりにシアノっぽいコケと髭状(トロロ状?)のコケが猛威を振るい始めました。ミドリイシたちは海藻をどんどん溶かしながら成長していたので、コケが生えても多少は大丈夫だろうと思って、ほったらかしていました。
しかしこれが大きな間違い
だったみたいです。
コケが繁茂しだすと同時にミドリイシは成長をやめ、色艶が無くなり、褐虫藻も薄くなり始めました。

ヤバいと思い、天然海水で大量水替えするもコケは全然減らず、増える一方でした。水槽内にはコケの残骸と思しきデトリタスが溜まっていました。水替え時にこれらを砂と一緒に吸出し、ついでに天然海水を足す作業を毎週やっていました。総水量250ℓに対し、一回の水替えは40ℓほど。

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ここがお気に入りの海水採取スポット。


しかし苦労は報われません。ついにミドリイシたちはついに感染症に罹り次々に共肉がめくれ白化していきました。まあ今から思えば弱っているミドリイシに追い打ちをかけるような行為でした。
反省。

因みにたくさんのミドリイシが死んでいく中、ソフトコーラルやLPS、ミドリイシ以外のSPSは天然海水で気持ちよさそうにポリプを揺らしていました。

天然海水での水替えは一か月ほど続けました。その後2週間ほど様子を見て、白化個体が出なくなったのを確認。新たに砂を投入し、人工海水による水替えに切り替えました。そして、このころ水槽の調子がグッと上がったのを感じました。現在、一度に換える量は一週間に一度10ℓです。ちょっと多い気もするので徐々に減らしていこうと思います。

残ったミドリイシたちはどれも徐々に回復してきている様子でほっとしています。
コケの勢いは一時期より大分衰えてきましたがまだまだ安心はできない感じです。

それでは教訓!
・調子が悪くなったら諦めてすぐリセット。
・天然海水は万能ではない。
・病気のサンゴはすぐに水槽から出す。
・底砂は必要。
・コケを侮るな。

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