波長マスターにおれはなる!!!その3
こんばんは、つくしです。
こちらはUSAミドリイシの
ORA Red Planet(左)とRR Pink Cadillac(右)。
ミドリイシのUSAシグネチャーコーラルなんて一生飼えないと思ってたんですが、
ちょい前ですが、ゲット出来ました!!
ほんと嬉しいです。
ショップさんの熱意にマジで感謝です!!
Pink Cadillacはまだまだですが、
Red Planetは結構本気出してきた感じです。
写真には上手く写っていませんが、鮮やかなイエローも乗ってきてます。
こういう緑に傾かない完璧なイエローって好きなんですよね!
はい、それでは、前回の続きです。
青色のみの照明で問題なくミドリイシが飼えると
ドクターティムが断言していましたので、
前回作った褐虫藻の吸収スペクトルのグラフから青以外をばっさりカットしてみました。
それがこちら↓
え?ほんとにこれでいいの?って僕は思いましたが、
これでいいみたいです。
これがミドリイシをストレスフリーに育てる波長らしいです。
まあ、最近の新型のLEDも青主体なので、間違っては無いんでしょう、きっと。
400nm以下のUVについては、
赤よりも水中深くまで透過する特性があるので、
グラフの数値として特に弄ったりはしなかったのですが、
ここについては再検討が必要かもしれません。
ここまでのお話、あくまでストレスフリーにサンゴを飼うならという前提で書いています。
しかし、生き物を買うにあたって、完全にストレスフリーにする必要があるのか?という疑問がここで生まれます。
僕の体験談ですが、美ら海水族館に行った時のこと。
ちょうどサンゴ水槽の前で図々しくも、飼育員さんを捕まえてあれこれ質問をしたことがありまして、
飼育員さん曰く、
魚飼育において、必ず週に一回餌をあげない日を設定し、
わざとストレスを与えることにより、
魚の生存本能を刺激し、
結果として健康に長生きするとのことでした。
なるほど、これは一理あると思います。
畑の野菜や花なんかでも、あまり肥料を与えすぎると病気や害虫に弱くなるという理屈も聞いたことあります。
いわゆる「つるぼけ」というやつですね。
この理屈がそのままサンゴに当てはまるかは分かりませんが、
検討する余地はありそうですね。
次回はその辺も含めて、
実践編を書こうかなー、なんて考えてます。
このシリーズ、予想外に長くなってしまいましたが、もうちょっとお付き合いいただけると嬉しいです。