珊瑚大好き!つくしの日記帳

ミドリイシについてあーでもないこーでもないと考え込んでいきます。

ミドリイシsp.スーパーブラウン

おはようございます。
つくしです。


今回は永く飼ってるこのサンゴをクローズアップしてみます。

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はい、見ての通り茶色です。
今時絶対流通しないような茶色です。
でも、このサンゴ結構興味深い点が多々あり、もううちに来て7年ほど経ってますがずっと大事に飼っています。


乏しい知識から察するにヒメマツミドリイシ なんじゃないかと思いますが、よくわかりません。


じゃあ何が興味深いのかって話ですが、それは個人的に栽培難種のスパスラータに特性が似てるって事です。


まず見た目。


こちらはうちに来て1年ちょいのスパフラグです。

イメージ 2



写真中央で、すっかり蛍光が減って茶色い奴がそれです。
調子が良いとは到底思えないですが、まあ生きてます。


雰囲気似てると思いません?


アミジグサが凄いことになってますがそこには触れないでください笑
そのうちなんとかします。


ここからは特に写真が無くて説得力に乏しいですが、ちょっとした環境変化で被覆したり上に伸びたりします。


そして特筆すべきは要求する光量。とにかく光が必要らしく、光の波長とか以前にとにかく大光量を好みます。そして、ミドリイシ としては環境変化に強く、そのくせ色維持が困難。
これはおそらく元々の生育環境が超浅場だったことを物語っているのだと思います。干潮時には干上り、直射日光ガンガン、雨天時は塩分濃度が大きく変化して…みたいな過酷な環境に居たのではと。


まあ、結局何が言いたいのかというと、この茶石が順調に成長&色上がりできる環境の再現こそがスパスラータの飼育成功のカギになると思います。何をもって成功と言えるかは人それぞれですが、個人的にはワイルド物のホール個体のような色、形をフラグサイズから育てて上げることができたらいいなと。


ということで、このサンゴを丁寧に飼育することがスパスラータの飼育スキルを磨く事につながるんじゃないかと思う今日この頃です。